<注意のために>
オリーブオイルは、全ての植物性油の中でも最も高価です。

そして、この価値が、一部の企業がオリーブオイルに関連した不祥事に手を染める理由にもなっています。

数年前にイタリア・ナポリでは、ギャング団がオリーブ風味を添加した大豆油を本物のエキストラ・バージン・オリーブオイルと偽って販売をして逮捕されました。 捕まるリスクに対して得られる利益が非常に高いため、このような犯罪は後を絶ちません。イタリア政府が不正なオリーブオイルの取り締まりに十分な予算を取っていないことも、犯罪が止まらない主原因でしょう。

オリーブオイルを販売する全ての大企業が正直だと考えないで下さい。それら多くの大企業は、低品質のオリーブオイルを偽装するために巧妙なラベルを使用しています。(詳細については「オリーブオイルの品質」をお読みください。)

全ての善意のオリーブオイル生産者はこのことを知っており、現在の実態を非常に遺憾に思っています。

ヨーロッパ経済社会評議会の前会長であるRoger Briesch氏は、オリーブオイルの詐欺や不正が多く発生しており、彼が大変憤慨していることを表明しています。(2004年EU規制 No.827/68における2.7項から2.8項の記事で参照)

<スーパーマーケット>
世界のすべてのオリーブオイルの約80%が、スーパーマーケットを通じて消費者に届けられています。

残念ながらスーパーでは、商品に関する必要なアドバイスは何も提供されず、テイスティング(味見)も許されていません。

消費者の皆さんは、商品のパッケージを見て、ラベルを読み、自分自身で判断する必要があります。

<いくつかのアドバイス>
・ 注意深くラベルを読み、様々な商品と比べてみましょう。添加物は良いものではありません。
・ 賞味有効期限に注意してください。少なくとも8ヶ月間は残っているものを選ぶのが安心です。
・ 最も安いオリーブオイルを選ぶことはあまり良い選択ではありません。しかし、美しい形をした瓶やファンンシーなラベルの高価格の商品も疑わしいです。
・ もし瓶の中のオリーブオイルが明るく光沢があるようであれば、注意してください。珪藻土フィルターで健康的な果肉の粒子までも完全にろ過したもので、完全なオリーブオイルの味は失われています。このようなオリーブオイルは透明ですが、精製されている工業的な商品です。
・ パッケージに「ピュア」「ファイン」「ソフト」「ライト」「クラシック」「デリケート」等の言葉をみたときは、その商品を買わないことをお奨めします。唯一、「エクストラ・バージン」という言葉だけが、ラベルから品質を判断できるものです。
・ ニンニク、ハーブ、スパイスが含まれているオリーブオイルは、大抵の場合、エクストラ・バージン・オリーブオイルが使用されていることはなく、低品質なオリーブオイルを使用しています。

<買った後で>
ボトルの開封後は、あなたの味覚を信用する必要があります。もし悪臭がある場合は、そのオリーブオイルはかなり酸化しており、破棄するべきです。

そして最善のことは、あなたが生産者をよく知ることです。多くの欧米諸国では、オリーブオイルについてよく知るスタッフが常駐する専門店が増えています。同様に、プロのシェフが彼らの持つ非常に発達した味覚で、求めている商品を正確に判断してくれます。あなたのお気に入りのレストランで、シェフにどこのオリーブオイルを使っているかを聞くことは、とても賢明な方法といえます。

あなたの食が喜びに満ちたものになることを願っています!